キリ・テ・カナワは素晴らしいが
1982年のパリ・オペラ座の収録。ジャン・クロード・オーヴレーによる演出。キリ・テ・カナワによる叙情的な歌唱は美しく、気品ある容姿はトスカの イメージにマッチしています。 エルネスト・ヴェロネッリのカヴァラドッシ、イングヴァル・ヴィクセルの スカルピア男爵という他の配役や小澤征爾の指揮にもさほど不満はありません。 しかし画質の悪さが、美点を台無しにしています・・・他との比較で言えば、 (画質が悪いとされている)クライバー指揮の「カルメン」よりも劣ります。 特別なキリ・テ・カナワファン、小澤ファン以外は、他のものをおすすめします。
ニホンモニター・ドリームライフ
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