アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1
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商品カテゴリー: | インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
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収録曲: | ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ, レッド・ペッパー・ブルース, イマジネーション, ワルツ・ミー・ブルース, ストレート・ライフ, ジャズ・ミー・ブルース, ティン・ティン・デオ, スター・アイズ, バークス・ワークス, ザ・マン・アイ・ラヴ (ボーナス・トラック),
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セールスランク: | 57233 位
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参考価格: | 1,709円 (税込)
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あえて4つ星
アート・ペッパー代表作、演奏良し、録音良し。
なんで4つ星?、う?ん何んでかな?、
自分でも分らん、「完璧すぎるから」では説明になってないね。
ゴメンナサイ。
フィリー・ジョーに耳を傾けるのも一興
歴史的名盤であり、ぺッパーには讃辞の花束を贈るしかない。ここでは彼をサポートする名ドラマー、フィリー・ジョー・ジョーンズに耳を傾けるのも一興と思って記してみた。
フィリーは50年代半ば、マイルス・デイビスのクインテットに加入してから頭角を現し、ジャズを華やかに演出した偉大なドラマーだ。マイルスグループにいた時代、同僚のレッド・ガーランド(P)、ポール・チェンバース(b)と共に参加した本アルバムでも、ショットガンのような目まぐるしいロールをはじめ、きめ細かいブラッシュワークなど、お家芸たる多彩なテクニックを披露。ペッパーを思う存分インスパイアし、甘美で翳りある演奏を持ち味とする、彼の別な一面を引き出すことに成功している。もう、ペッパーは幕開けの「You'd Be So Nice to Come Home To」から絶好調、霊感を吹き込まれたように歌心をクレッシェンドさせてゆく。
ドラム最大の聴きどころは、ラテン・フレーバーみなぎる「Tin Tin Deo」。ドラムソロになると、大技、小技が冴えまくる。それがまた、カゴの中で輪を回すハツカネズミのようにちょこまかと愛嬌たっぷりなのだ。いつもあのすっとぼけたフィリーの顔を思い浮かべ、ひとりほくそ笑み聴いている次第……。
そして、アルバムを聴けば分かるように、かなりやかましいドラムだ。そのうえ、何かシャキッとせず、気だるく、やけっぱちのようなスティックさばき。まるでウィスキーの小瓶をばポケットに忍ばせ、チビリチビリやりながらの“酒気帯びプレイ”にも思えてくる。現代のシャープでスマートなドラムを聴き慣れている人にとって、最初は単に騒がしいだけの下手な野暮天ドラマーに感じられても無理はない。
ところが、この大将が参加している5、60年代の作品を聴くにつれ、そのやかましさと、気だるさがほどよくブレンドされ“極上のダシ”となり、演奏に独特のテンションと、リラクゼーションの滋味をもたらしていることがわかる。もう、下手どころか、百戦錬磨のしぶといドラムで、型破りの豪胆さ、飄逸な温(ぬく)み感は病みつきにさせるものがある。
そんな《無頼派フィリー》を聴けば、ジャズがさらに楽しくなること請け合い。本アルバムのほか、彼の名演を挙げればキリがないが、畢生の名パフォーマンスが聴かれる作品としてウィントン・ケリーの「ケリー・アット・ミッドナイト」(Vee Jay、1960)がある。特にアルバム後半、ケリーとの激しいバトルが聴きものだ。
……蛇足ながら、フィリーには「ブルース・フォー・ドラキュラ」(Riverside、1958) という珍妙な初リーダー作がある。無類のドラキュラファンだったという大将、ジャケットには自らドラキュラに扮したイラストが描かれ、タイトル曲では滑稽な前口上を一席ぶっている。まさにとぼけた風貌そのまま、なんとも愉快な人物だったと思われる。
ユニバーサル ミュージック クラシック
サキソフォン・コロッサス グルーヴィー ポートレイト・イン・ジャズ+1 helen merrill ソウルトレーン
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