インディーズだから多少音質的に難があるのは仕方ないが、ちょっと狙うところが中途半端すぎるような感じだ。
弾き語り形式みたいなものだから、一発録り…ではない。
しかしエフェクトは全くと言っていいほど何もかけてない（MARIKOでは若干エフェクト過多な感もあるが、何度も聴くと、納得出来た。）

はっきり言って録音時に入っていたノイズが、ただの雑音にしか聞こえない。上手く使えばどんな空気感でも演出できるものなのに。
ピアノと歌だけで聴かせたいというのもそれだけで聴けるのも分かる。
しかし歌の持つ空気感と録音後の聞かせ方があまりに食い違ってしまっている。

それだけに素材を活かしきれるレコーディングとミキシングでなかったのが、とても悔やまれる１枚。
「MARIKO」とセットでどうぞ

浜田真理子さんの日本語歌詞による曲集。
名曲ぞろいで一曲一曲のことばが鮮烈に印象に
残ります。「純愛」「月の記憶」「聖歌」と
いった曲の美しさ、重さ、感動の大きさ。
「ことば」と「声」のハーモニーをご堪能ください。
月の記憶

寂しくなるとつい聞いてしまうアルバムです。
音の隙間から流れ込んでくる感情がなんとも言えずいいんです。
落ち着くというか、なんというか。
いろんな渦巻いていた妬みや悲しみなどの感情が空っぽになってしまうんです。不思議ですね。
ちなみに、「月の記憶」、私の記憶に鮮明に残った名曲です。